Fancy Brown Diamonds Rarity 0 /10 Long term investment value 0 /10 天然ブラウン ダイヤモンドとは? ブラウンは、カラーダイヤモンドの中でも最も数多く存在する色です。ピンクダイヤモンドが採れることで有名なオーストラリアのアーガイル鉱山は、ブラウンダイヤモンドの最大の産出地であり、その総生産量の80%はブラウンダイヤモンドが占めていました。南アフリカで発見された545.65ctの[ゴールデン・ジュビリー]は全てのファセットカットされたダイヤモンドの中で世界最大を誇ります。ブラウンカラーのダイヤモンドは、かつて工業用として流通していたように、ジュエリーには相応しくない色と捉えられていましたが、1980年代にマーケッターが特別な名称を与えた事によって風向きが変わりました。ブラウンに対して「シャンパン」「チョコレート」「コニャック」などのロマンティックでポジティブな印象を与える名称を用いた戦略は成功し、今日、リアーナや、スカーレット・ヨハンソンのようなセレブリティがブラウンダイヤモンドのジュエリーを身に着けた事によって認知度が高まり、ダイヤモンド市場でもささやかながら一部のシェアを占めるようになっています。 なぜ茶色なのか? ブラウンダイヤモンドの色の要因は、レッドダイヤモンドや、ピンクダイヤモンドと同様に、ダイヤモンドを形作る原子の格子の変形によるものと考えられています。信じられないほどの熱と圧力によって、ダイヤモンドの炭素原子の一部が格子結晶の適切な位置から外れることがあり、それが褐色に見える理由です。 色の彩度と明度 上述の通り、淡いブラウンカラーのダイヤモンドは、「シャンパン」「チョコレート」「コーヒー」、オレンジがかったものは「コニャック」と呼ばれることがありますが、これは公式な名称ではなくあくまで色のイメージからつけられた商業的な表現です。他の色のダイヤモンドとの組み合わせは、赤、ピンク、紫、オレンジ、黄色と多岐に渡り、それぞれの色にブラウニッシュと追加された名称で評価されます。それぞれのカラーの希少性に準じて価値が決まるため、流通量の多い純粋なブラウンよりも魅力的で価値が高いとされることが一般的です。