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世界で最も高価なダイヤモンド



  1. オールナット・ダイヤモンド (The Allnatt Diamond)

「オールナット・ダイヤモンド」は、元所有者のアルフレッド・アーネスト・オールナットにちなんで名付けられました。このクッションカットに施された101.29カラットのダイヤモンドは、GIA(米国宝石学会)よりファンシー・ビビッド・イエローと鑑定されています。生産地は不明となっていますが、一部の専門家によると、現在デビアス社のダイヤモンド鉱山がある場所で発見されたと言われています。

オールナット・ダイヤモンド
価格300万米ドル
カラット・ウェイト(重量)101.29 カラット
カラーイエロー

オールナット・ダイヤモンド

2. ザ・イエロー(The Yellow

「ザ・イエロー」は、クッション・モディファイド・ ブリリアント・カットが施されたファンシー・ビビッド・イエローカラーのダイヤモンドです。約75.56カラットの重さで、この18Kゴールドに装着されたリング(サイズ6)は、$3,609,000で落札されました。

ザ・イエロー
価格360万米ドル
カラット・ウェイト(重量)75.56 カラット
カラーイエロー

ザ・イエロー

3. ムサイエフ・レッドダイヤモンド(The Moussaieff Red Diamond

レッドダイヤモンドは、ごく僅かしか存在しないため、カラーダイヤモンドの中でも希少価値の高いダイヤモンドです。そのため、高値で取引されています。既存のレッドダイヤモンドのほとんどは、ディープまたはビビッドピンクに分類されていて、ファンシーレッド(純粋な赤色のみで2次色は含まない)に分類されることはほとんどありませんが、「ムサイエフ・レッドダイヤモンド」は、純粋なレッドのみと鑑定されているため、世界で最も有名なファンシー・レッド・ダイヤモンドとして知られています。

もともとは「レッド・シールド(The Red Shield)」という名で知られていました。トライアングル・ブリリアント・カットが施された、このダイヤモンドのグレードはインターナリー・フローレス(内部的に完璧で2番目に高いグレード)で、重さは5.11カラットです。現在知られている世界最大級のレッドダイヤモンドです。ムサイエフ社(Moussaieff Jewellers Ltd.)が2012年に800万米ドルで購入し、「ムサイエフ・レッドダイヤモンド」と改名しました。このユニークなダイヤモンドは、1990年代初頭、ブラジルのアルト・パラナイバ地域の農民によって発見されました。

ムサイエフ・レッドダイヤモンド
価格800万米ドル
カラット・ウェイト(重量)5.11 カラット
カラーレッド

ムサイエフ・レッドダイヤモンド

4. スター・オブ・ジョセフィン (The Star of Josephine)

2009年5月のサザビー・ジュネーブのオークションで、7.03カラットのファンシー・ビビッド・ブルーダイヤモンドが7400万香港ドル(959万米ドル)という記録的な高値で落札されました。このダイヤモンドの所有者は、娘の名前にちなんで「スター・オブ・ジョセフィン(ジョセフィンの星)」と改名しました。

スター・オブ・ジョセフィン
価格959万米ドル
カラット・ウェイト(重量)7.03 カラット
カラーブルー

スターオブジョセフィン

5. ハート・オブ・エタニティ(The Heart of Eternity

「ハート・オブ・エタニティ」は、27.64カラットのダイヤモンドで、カラーはファンシー・ビビッド・ブルーと鑑定されています。このダイヤモンドは、カラーダイヤモンドの中でも非常に希少なクラスで、世界で最も貴重なダイヤモンドの一つです。「ハート・オブ・エタニティ」は、南アフリカのプレミア鉱山(現カリナン鉱山)で発見されました。プレミア鉱山は、世界で唯一ブルーダイヤモンドを産出する鉱山です。このダイヤモンドは、もともとシュタインメッツ社が所有している際に、カット・研磨されました。そして、シュタインメッツ社からデビアス社に売却し、その後デビアス社はサイード・カドリ氏に売却しました。

ハート・オブ・エタニティ
価格1600万米ドル
カラット・ウェイト(重量)27.64 カラット
カラーブルー

ハート・オブ・エタニティ


6. グラフ・ビビッド・イエロー(The Graff Vivid Yellow

100.09カラットの「グラフ・ビビッド・イエロー」は、世界で最も大きなファンシー・ビビッド・イエロー・ダイヤモンドの一つです。2014年5月13日にサザビーズのジュネーブで競売にかけられ、これまで売却されたイエローダイヤモンドの中で最高額となる1635万米ドルで落札されました。

グラフ・ビビッド・イエロー
価格1635万米ドル
カラット・ウェイト(重量)100.09 カラット
カラーイエロー

グラフ・ビビッド・イエロー


7. ジョセフ大公ダイヤモンド (The Archduke Joseph Diamond)

「ジョセフ大公ダイヤモンド」は、インターナリー・フローレス(内部的に完璧で2番目に高いグレード)のダイヤモンドです。世界で最も古いダイヤモンド鉱山の一つとして知られている、インドのゴルコンダ地方で発見されました。歴史上著名なハプスブルグ家を起源することから、このダイヤモンドは世界で最も有名なダイヤモンドの一つです。この76.00カラットのクッション・シェイプ・ダイヤモンドは、クリスティーズ・ジュネーブのマグニフィセント・ジュエルズ・オークションで2150万米ドルで落札され、無色のダイヤモンドの落札としては最高額となりました。

ジョセフ大公ダイヤモンド
価格2150万米ドル
カラット・ウェイト(重量)76.00 カラット
カラーカラーレス(無色)

ジョセフ大公ダイヤモンド


8. ヴィッテルスバッハ・グラフ・ダイヤモンド(Wittelsbach Graff Diamond

「ヴィッテルスバッハ・グラフ・ダイヤモンド」は、間違いなく、世界で最も有名なダイヤモンドの一つであり、17世紀のスペイン国王フィリペ4世が娘の婚約祝いとして贈ったものです。その後、オーストラリアとバイエルンの王冠宝石の一部となりました。

元々は、35.56カラットのファンシー・グレイッシュ・ブルー・ダイヤモンドで、「青いヴィッテルスバッハ(der Blaue Wittelsbach)」と呼ばれていましたが、2008年に宝石商のローレンス・グラフ氏がロンドンのクリスティーズでこのダイヤモンドを2340万米ドルで購入しました。その後、ダイヤモンドカッターを雇い、不純物をすべて取り除いた31.06カラットのディープ・ブルー・ダイヤモンドに磨き直し、「ヴィッテルスバッハ・グラフ」と改名しました。クラリティグレードや輝きこそ増したものの、歴史深いこのダイヤモンドをリタッチしたことに対して、賛否両論の意見が多数挙がりました。

ヴィッテルスバッハ・グラフ・ダイヤモンド
価格2340万米ドル
カラット・ウェイト(重量)31.06 カラット
カラーブルー

ヴィッテルスバッハ・グラフ・ダイヤモンド

9. ウィンストン・ブルー・ダイヤモンド(Winston Blue Diamond

「ウィンストン・ブルー・ダイヤモンド」は、世界最大級のフローレス・ファンシー・ビビッド・ブルー・ダイヤモンドで、重さは13.22カラットあります。リングにセットされたこのペア形のダイヤモンドの両端には、重さ約1.00カラットと0.96カラットのホワイトダイヤモンドが二つ並んでいます。このダイヤモンド は、ハリー・ウィンストンがクリスティーズで2380万米ドルで購入しました。1カラットあたり約180万米ドルという価格は、ブルーダイヤモンドでは最高額です。

ウィンストン・ブルー・ダイヤモンド
価格2380万米ドル
カラット・ウェイト(重量)13.22 カラット
カラーブルー

ウィンストン・ブルー・ダイヤモンド


10. パーフェクト・ピンク・ダイヤモンド(The Perfect Pink Diamond

重さ14.23カラットの「パーフェクト・ピンク」は、エメラルド・カットが施されたファンシー・ピンク・ダイヤモンドです。2010年に香港で開催されたクリスティーズ・オークションで、4人の入札者との激しい入札合戦の末、匿名の買い手によって2380万ドルで購入されました。このダイヤモンドは、アジアで落札されたダイヤモンドの中で最も高価なものとなり、オークションにおける宝石販売価格の世界記録を塗り替え話題となりました。「パーフェクト・ピンク・ダイヤモンド」は、18Kローズゴールドとホワイトゴールドのリングにセットされ、ピンクの輝きを引き立てるために、エメラルドカットに施されたカラーレス・ダイヤモンド(1.73カラットと1.67カラット)が両端に添えてあります。

クリスティーズによると、244年間のオークションの歴史の中で、10.00カラット以上のダイヤモンド(純粋なピンク色)は18個しか出品されていません。ダイヤモンド鑑定家は、ピンクダイヤモンドをあらゆる宝石の中で最も美しいものと考えており、「パーフェクト・ピンク・ダイヤモンド」は、まさにそのようなダイヤモンドと言われています。

パーフェクト・ピンク・ダイヤモンド
価格2380万米ドル
カラット・ウェイト(重量)14.23 カラット
カラーピンク

パーフェクト・ピンク・ダイヤモンド 

11. シュタインメッツ・ピンク(The Steinmetz Pink

「シュタインメッツ・ピンク」は、世界で最高級のピンクダイヤモンドの一つで、2003年にモナコで初めて一般公開されました。スーパーモデルのヘレナ・クリステンセンが、短期間このダイヤモンドをネックレスに付けていた事で知られています。

「シュタインメッツ・ピンク」はアフリカ南部で発見され、クラリティグレードはインターナリーフローレスです。GIA(米国宝石学会)によって、世界最大級のファンシー・ビビッド・ピンク・ダイヤモンドと評価されました。ピンクダイヤモンドは通常、小さなサイズで発見されるため、重さ59.60カラットの「シュタインメッツ・ピンク」は非常に希少な存在です。

シュタイン社はこのダイヤモンドをカットするのに、8人のチームを編成し、20ヶ月近くかけてダイヤモンドの加工に取り組み、カッティングを開始するまでにも、50以上のモデルを作成しました。そうして出来上がった「シュタインメッツ・ピンク」は、ユニークなファセットパターンが特徴で、オーバル・ミックス・カットにステップカットのクラウン、パビリオンにはブリリアントカットが施されています。また、「シュタインメッツ・ピンク」は、スミソニアン博物館の「The Splendor of Diamonds」という展示会で一般公開されました。

シュタインメッツ・ピンク
価格2500万米ドル
カラット・ウェイト(重量)59.60 カラット
カラーピンク

シュタインメッツ・ピンク


12. ザ・101The 101

101.73カラットの重さから「ザ・101」と呼ばれるこの無色のペア・シェイプ・ダイヤモンドは、2013年にクリスティーズで2670万米ドルで落札されました。このダイヤモンドは、巨大なカラット数に加えて、クラリティグレードがフローレス、カラーグレードがDであることから、高額な価格になりました。

ザ・101
価格2670万米ドル
カラット・ウェイト(重量)101.73 カラット
カラーカラーレス(無色)

ザ・101

13. スウィート・ジョセフィン・ピンク・ダイヤモンド(Sweet Josephine Pink Diamond

ダイヤモンドの売却には、心温まるストーリーがつきものです。このペアシェイプのビビッド・ピンク・ダイヤモンドの重さは約16.08カラットで、億万長者のジョセフ・ラウ氏が購入し、7歳の娘の名前にちなんで名付けたそうです。このジュエリーの購入額は2,850万米ドルで、彼は過去にも高額なジュエリーを購入し、ジョセフィンとゾーイという2人の娘の名前に改名したことでも知られています。 

スウィート・ジョセフィン・ピンク・ダイヤモンド
価格2850万米ドル
カラット・ウェイト(重量)16.08 カラット
カラーピンク

スウィート・ジョセフィン・ピンク・ダイヤモンド


14. 名無し(No Name

この無色の118.28カラットのオーバル・カット・ダイヤモンドには、意外なことに名前がついていません。史上最大級のダイヤモンドの一つで、これまでオークションに出品された中で、最も高価なカラーレス・ダイヤモンドとして知られています。

名無し
価格3060万米ドル
カラット・ウェイト(重量)118.28 カラット
カラーカラーレス(無色透明)

名無し

15. ザ・オレンジ(The Orange

「ザ・オレンジ」は、重さ14.82カラットの鮮やかなオレンジ色をしたダイヤモンドで、2013年に最高額の3554万米ドルで落札されました。一般的に、ピンクやブルーのダイヤモンドが最も人気ですが、このダイヤモンドは、持って生まれたオレンジの美しさと大きさで世界を驚かせました。1カラットあたり約240万米ドルというのは、今までオークションで売られたカラーダイヤモンドの最高額となっていて、フォーブスは、この美しい炎のような色がその理由だと述べています。

ザ・オレンジ
価格3554万米ドル
カラット・ウェイト(重量)14.82 カラット
カラーオレンジ

ザ・オレンジ

16.プリンシー(The Princie

「プリンシーダイヤモンド」は、36.65カラットの重さで非常に珍しいダイヤモンドです。ファンシー・インテンス・ピンクに分類され、クッションカットが施されています。このダイヤモンドの歴史は、南中央インドのゴルコンダの古代ダイヤモンド鉱山からハイデラバード王室にまで遡ります。

1960年、ハイデラバードの統治者が、ヴァンクリーフ&アーペルのロンドン支店にこのダイヤモンドを売却しました。そして、パリ支店が開催したパーティーに出席したバローダ王子(当時14歳)に敬意を表して、このダイヤモンドを「プリンシーダイヤモンド」と名付けました。

プリンシー
価格3930万米ドル
カラット・ウェイト(重量)36.65 カラット
カラーピンク

プリンシー

17. グラフ・ビビッド・ピンク(Graff Vivid Pink

ピンクダイヤモンドはすでに希少品で、5.00カラットを超えるものはさらに希少価値が高まります。「グラフ・ビビッド・ピンク」は、24.78カラットの重さで、ピンクダイヤモンドの中でも天然の驚異といえます。クラリティグレードはIIa型で、これはダイヤモンドに黄色や茶色を帯びる不純物、窒素、または異質な蛍光がないことを意味します。また、GIA(米国宝石学会)は、このダイヤモンドを彩度の最高分類である、ファンシー・ビビッド・ピンクと評価しています。

世界的に有名なニューヨークのジュエラー、ハリー・ウィンストンが最初に所有し、ウィンストン氏はこのダイヤモンドを60年以上にわたって、プライベートコレクションとして保管していました。そして2010年11月にローレンス・グラフが4600万米ドルで購入し、「グラフ・ビビッド・ピンク」と改名しました。

グラフ・ビビッド・ピンク
価格4600万米ドル
カラット・ウェイト(重量)24.78 カラット
カラーピンク

グラフ・ビビッド・ピンク 

18. ブルームーン・ダイヤモンド(Blue Moon Diamond

「ブルームーン・ダイヤモンド」は、世界で最も高価なダイヤモンドの1つです。インターナリーフローレスで12.03カラットのファンシー・ビビッド・ブルー・ダイヤモンドは、2014年1月にペトラ・ダイヤモンドが南アフリカで発掘し、2015年11月にジュネーブで開催されたサザビーズのオークションで、4850万米ドルで落札されました。このダイヤモンドは、オークションに出品したファンシービビッドに分類されるクッションシェイプのブルーダイヤモンドの中では最大級のものです。購入したのは、香港の大富豪ジョセフ・ラウ氏で、7歳の娘ジョセフィンにちなんで「ジョセフィンのブルームーン(The Blue Moon of Josephine)」と改名しました。

ブルームーン・ダイヤモンド
価格4850万米ドル
カラット・ウェイト(重量)12.03 カラット
カラーブルー

ブルームーン・ダイヤモンド

19. オッペンハイマー・ブルーダイヤモンド(Oppenheimer Blue Diamond

これまでオークションにかけられた史上最大のビビッド・ブルー・ダイヤモンドとして知られている「オッペンハイマー・ブルーダイヤモンド」は、2016年5月18日にジュネーブで5750万米ドルで落札されました。14.62カラットのこのダイヤモンドは、元所有者でデビアス社の前会長でもある故フィリップ・オッペンハイマー氏にちなんで名づけられました。提示価格の3500~4500万米ドルを大きく上回る価格で落札されましたが、その並外れた美しさを考えれば、その理由も理解できるでしょう。 

オッペンハイマー・ブルーダイヤモンド
価格5750万米ドル
カラット・ウェイト(重量)14.62 カラット
カラーブルー

オッペンハイマー・ブルーダイヤモンド


20. ピンク・スター(The Pink Star

「ピンク・スター」は、ビビッドピンクのカラーグレードの中では最大級のダイヤモンドとして知られており、香港で7100万米ドルという破格の値段で落札されました。サザビーズでの5分間におよぶ競りの結果、この59.60カラットのオーバルシェイプのピンクダイヤモンドは、宝飾品販売の過去最高額で落札されました。

ピンク・スター
価格7100万米ドル
カラット・ウェイト(重量)59.60 カラット
カラーピンク

ピンク・スター 

21. デビアス・センティナリー・ダイヤモンド(De Beers Centenary Diamond

「センティナリー・ダイヤモンド」は、内外部ともに傷が一つないことから、カラーグレードのD(無色ダイヤモンドの最上級グレード)と評価されています。ダイヤモンドの重さは273.85カラットで、デビアス社の所有するプレミア鉱山で採掘されたダイヤモンドの中で3番目に大きいダイヤモンドです。

デビアス・センティナリー・ダイヤモンド
価格1億米ドル
カラット・ウェイト(重量)273.85 カラット
カラーカラーレス(無色透明)

デビアス・センティナリー・ダイヤモンド


22. ホープダイヤモンド(The Hope Diamond

「ホープダイヤモンド」は、世界で最もよく知られたダイヤモンドの一つで、ヘンリー・フィリップ・ホープが所有していた際に名付けられました。ファンシー・ダーク・グレイッシュ・ブルーという種類に分類されており、現在は45.52カラットです。

このダイヤモンドは、1642年にインドで発見され、元々は132.00カラットありましたが、フランス革命の際に盗まれてしまいました。当時は14世ルイスの王冠にセットされていました。そして、1830年にアンリ・トーマス・ホープというダイヤモンドディーラーがブルーダイヤモンドを購入し、このダイヤモンドは「ホープダイヤモンド」の一部であると信じる人が出てきました。また、この石には呪いがかけられており、所有する者に不運をもたらすという伝説もあります。この神秘的なダイヤモンドは、肉眼では青く見えますが、紫外線の下では赤い蛍光色に見えるのです。現在は、ワシントンDCのスミソニアン博物館で展示されています。

ホープダイヤモンド
価格2億5000万米ドル
カラット・ウェイト(重量)45.52 カラット
カラーブルー

ホープダイヤモンド

23. カリナン(The Cullinan

「カリナンダイヤモンド」は、ペアシェイプのダイヤモンドです。原石としては史上最大の品質を誇り、研磨後も530.20カラットという、とてつもない大きさで、別名「アフリカの星(The Star of Africa)」とも呼ばれています。「カリナンダイヤモンド」は1905年に南アフリカのプレミア鉱山で発見されました。鉱山会社の会長であったトーマス・カリナンにちなんで名づけられたそうです。

このダイヤモンドは、忠誠の証として英国王エドワード7世に贈られました。国王は、アムステルダムのI.J.アッシャー社にダイヤモンドのカットを依頼し、8ヵ月かけて9つの大きな石と96個の小さな石、そして9.00カラットの未研磨の破片にカットしました。原石からカットされた9つのダイヤモンドの中で最も大きいので、「カリナンダイヤモンド」と名付けられました。「カリナンダイヤモンド」は、王冠の額の部分に留められていて、今や王冠の宝石の一部です。また、このダイヤモンドは4億米ドル(約400億円)の価値があると言われています。

カリナン
価格4億米ドル
カラット・ウェイト(重量)530.20 カラット
カラーカラーレス(無色透明)

カリナン 

24. サンシー(The Sancy

現在、「サンシーダイヤモンド」は、パリのルーブル美術館内のフランス王室宝飾品コレクションで見ることができますが、これまでに多くの所有者がいました。16世紀のフランスの外交官であり財務官であったニコラ・アルレー・ド・サンシーにちなんで名づけられたこの淡いイエローで美しく輝くダイヤモンドは、55.23カラットで盾のような形をしています。このダイヤモンドは非常に希少で高価なため、現在まで正確な価値は不明となっています。

サンシー
価格プライスレス
カラット・ウェイト(重量)55.23 カラット
カラーイエロー

サンシー

25. コ・イ・ヌール(Koh-I-Noor

「コ・イ・ヌール」とは、ペルシャ語で「光の山」を意味します。昔は、「コ・イ・ヌール」を所有する者は誰でも世界を支配すると言われていました。このダイヤモンドの大きさは36.00㎜ x 31.90㎜ x 13.04 ㎜で、105.60カラットあり、かつて世界最大級のダイヤモンドとして知られていました。「コ・イ・ヌール」は、インドのアンドラ・プラデシュ州のゴルコンダで誕生し、シク教徒、ムガル教徒、そしてペルシャの支配者が過去に所有していました。現在は、英国王室のエリザベス皇太后の王冠に飾られていて、ロンドン塔で展示されていることから、人気の観光スポットになっています。

このダイヤモンドには独自の伝説があり、複数の専門家は、「コ・イ・ヌール」が初めて姿を現したのは1300年代初頭だと推論していて、「コ・イ・ヌール」の存在を示す最初の文献は、1526年にまで遡ります。当時はインドの皇帝バーブルが所有していました。このダイヤモンドの価値は価格がつけられないほど高いとされています。

コ・イ・ヌール 
価格プライスレス
カラット・ウェイト(重量)105.60 カラット
カラーカラーレス(無色透明)

コ・イ・ヌール

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